連載一覧 Serials
VSCodeはオープンソースの高機能エディターで、自社に合った開発環境を整えられるといった理由から、多くのユーザーに利用されています。Code for IBM iはこのVSCodeの拡張機能で、IBM i用のアプリケーション開発をVSCode上でサポート。今回はこのCode for IBM iについてご紹介します。
リファクタリングという言葉を聞いたことがありますか?プログラムの振る舞いを変えることなく、プログラムの構造を変更して見通しの良い、機能の追加、修正がしやすい構造に作り変える作業のことです。なぜこの作業に時間や労力やコストを掛けるのでしょう?今回はリファクタリングの本質と重要性についての分かり易い対話記事をお届けします。
-RDiとサービス・エントリー・ポイントを使う-」
RDiは統合開発環境であり、プログラム開発においてコーディングからテスト、デバッグまで一連の関連作業を効率的にサポートします。今回は、これまであまり触れられてこなかったRDiのデバッグ機能の中のサービス・エントリー・ポイント(SEP)を使ったデバッグ手法についての解説記事をご紹介します。
V9.6での機能拡張により、さらに使いやすくなっているRDiですが、それらの機能をしっかり把握できていますでしょうか?RDiがいかにプログラム開発作業を効率化するか、改めて学び直すのに最適な記事をご紹介します。
IBM iにおけるモダナイゼーションを支える柱に、開発環境のモダナイゼーションがあります。ソースエディターをSEUからRDiに切り替えることもその1つですが、その理由は、単に最新のFF RPGの機能を活用するにはRDiが必要というだけでなく、コーディング、デバッグ、メンテナンスの効率向上が図れるという点も見逃せません。
IBM i 7.5と共に発表されたMerlinは、IBM iの開発環境にDevOpsという現代的な開発手法を提供する製品として注目されます。このMerlinの発表のちょうど1年前、ARCAD社でDevOpsのマネージャーを務めているアンドリュー氏が、IBM iの開発環境を念頭にDevOpsとGitについて語っています。
IBM i 7.5と同時にMerlinが発表されました。Merlinは、IBM iにおける新たな開発環境を提供する製品であり、ウィザード中のウィザードと紹介されています。その技術的な詳細は今後に期待するとして、まずはMerlinが導入されるに至った背景、IBMが考えるIBM iの開発環境の今後の方向性、スティーブ・ウィル氏の言う「次世代アプリ」との関係性などを理解することが重要です。その一助として、IBM iのビジネスアーキテクトであるティム・ロー氏との対談をお届けします。(編集部)