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2022.03.10
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【目次】できるIBM i 7.4解剖

【できるIBM i 7.4解剖】目次

IBM i 7.4が発表され、導入実績も増えてきました。 そこで、今回改めてIBM i 7.4で実装された代表的な新機能をひとつずつ、長年IBM i に携わる第一人者がわかりやすく解説するシリーズです。
OS/400の時代からリリースアップが比較的容易なのがIBM i の魅力のひとつです。 ぜひ当記事をご参照いただき、IBM i の最新機能の実装をご検討ください。


【第1回】 Db2 Mirror for i の概要
https://ah109sxyjk.smartrelease.jp/column/serials/dekiruibmi_no1
DB2 Mirror for i はIBM i 7.4と同時に発表された新しい機能です。
目的はローカルサイトにおいて2つのDb2 for i を冗長構成しリアルタイムで複製するHA環境の実現です。
計画停止や障害など非計画停止の双方においてゼロダウンタイムを実現するためのDB可用性実現を図る機能です。
本記事では前提条件から機能解説、応用分野までご紹介します。

【第2回】 ACS すぐに使える新機能
https://ah109sxyjk.smartrelease.jp/column/serials/dekiruibmi_no2
ACS(IBM i Access Client Solutions)は長年IBM i バンドルのエミュレーターとして利用されることの多かった
IAW(IBM Access for Windows)の後継製品として位置付けられることが多く、「エミュレーター機能」が中心とお考えのユーザーも多いと思われます。
初期バージョンのACSは確かにその通りでしたが、最新ACSでは様々な機能が拡張されており、
「IBM i運用担当者、開発担当者のIBM i 操作はACS一つで基本OK」と言えるところまで成長したと思います。
本記事では最新ACSの主な機能やデータベース、オープンソースパッケージ管理までご紹介します。

【第3回】 進むIBM i のオープン化とOSSサポート
https://ah109sxyjk.smartrelease.jp/column/serials/dekiruibmi_no3
IBM i のアーキテクチャー、製品コンセプトはAS/400時代以来30年以上一貫しています。主たるものとして「オールインワンのビジネスサーバー」、 「IBM i ひとつで企業で必要なあらゆる業務を実現するインフラを提供する」「可能な限り上位互換性を維持継承する」という3点が挙げられます。
ここしばらくITインフラは様々な技術革新がなされていますが、10~5年前頃との明確な違いとして、DevOpsやCI/CDの普及といったITライフサイクル全般の標準化推進があげられるでしょう。運用の統一化を筆頭にSQLやアプリケーション言語の稼働といった機能要件以外の非機能要件や運用性を共通化していこうというトレンドです
IBM iもこのトレンドを取り入れて機能拡張を続けています。今回はそのいくつかの例をご紹介します。

【第4回】 IBM i 7.4 サイジングTipsと最新のパフォーマンス分析ツールご紹介
https://ah109sxyjk.smartrelease.jp/column/serials/dekiruibmi_no4
昨今のCPUは1つの物理CPUコア上で複数スレッドを同時処理する技術が実装されています。
インテル社ではハイパースレッディングと呼ぶ技術で、POWERプロセッサーでは単にSMT(Simultaneous Multithreading)と称されます。POWER8以降はSMT8(1コアで8つのスレッドを同時実行可能)となっています。POWER8は、「SMT8を利用する事でSMT1(CPUのマルチスレッド機能を利用しない)の2倍以上のスループットを実現する」とされています。
しかし、これは「個々の(スレッド単位での)処理速度がSMTを利用すると高速化される」、のとは異なることに注意が必要です。

【第5回】 IBM i 7.4 IBM i サービス
https://ah109sxyjk.smartrelease.jp/column/serials/dekiruibmi_no5
今回は、第3回「進むIBM i のオープン化とOSSサポート」の続編とも言えるものです。
第3回では個別の導入コマンドやトレース・フォーマットの共通化、OSSサポートからIBM i のオープン化、他プラットフォームとの共通化をご紹介しました。
今回はまた別な切り口からIBM i のオープン化を考えてみたいと思います。

【第6回】 あらためてACSとは
https://ah109sxyjk.smartrelease.jp/column/serials/dekiruibmi_no6
第6回、第7回の2回にわたり、ACS(IBM i Access Client Solutions)の全体像を他のエミュレーター製品との比較も交えご紹介します。
今回はACS登場の経緯、ACSとIAWの違い、実際に入手したり導入したりするにはどうしたら良いかなどをご紹介いたします。

【第7回】 新機能ACSとRDiの連携
https://ah109sxyjk.smartrelease.jp/column/serials/dekiruibmi_no7
第6回、第7回の2回にわたり、ACS(IBM i Access Client Solutions)の全体像を他のエミュレーター製品との比較も交えご紹介します。
今回は新しいACSとRDiの連携機能についてご紹介します。
IBM i の最新の推奨開発環境はRDi(Rational Developer for i)です。RDiはEclipse標準のエディターやデバッガーとIBM i のSEUやPDMなどの機能を統合したIBM i 用のIDE統合開発環境です。RDiは単体でIBM i のほとんどの開発が可能ですが、5250エミュレーターなど一部機能はRDi内では実装されておらず外部に5250エミュレーターを別途起動して開発する必要がありました。
最新のRDiとACSでは連携機能も拡張されています。RDiのメニューでは図1の赤枠部分がそれで、RSE(リモートシステムエクスプローラー)パースペクティブから5250エミュレーターをはじめACS機能を透過的に利用できます。

【第8回】 Db2 for i のODBCサポート
https://ah109sxyjk.smartrelease.jp/column/serials/dekiruibmi_no8
今回はDb2 for i のODBCサポートとそれに関連した機能拡張、そのセットアップ手順についてをご紹介いたします。

【第9回】 Db2 for i のODBCサポートDb2 for iのODBC/JDBCサーバージョブ QZDASOINITのパフォーマンス調整
https://ah109sxyjk.smartrelease.jp/column/serials/dekiruibmi_no9
今回はODBC/JDBCサーバージョブとしてクライアントからのSQLリクエストを処理するQZDASOINITについて解説致します。
ODBCサポートの基本については前回解説していますので合わせてご覧ください。

【第10回】 IBM i のSFTPとFTPSサポート
https://ah109sxyjk.smartrelease.jp/column/serials/dekiruibmi_no10
今回はIBM i のSFTPとFTPSサポートについてご紹介します。FTPは接続ユーザーIDやパスワード、送受信されるデータが平文で送信されますのでネットワーク的にセキュアな環境が必須となりますが、近年のセキュリティ要件においてはそれだけではセキュリティが十分でないケースも様々発生していると思われます。今回ご紹介するSFTPとFTPSではパスワードではなく鍵認証によるユーザーアクセスが可能でセキュリティを高めることが可能となります。
IBM i に限らずシステム間のファイル転送においてFTPをよりセキュア化する方法として広く認知されているのが今回ご紹介するSFTPとFTPSで、IBM i もこの二つをサポートしています。

【第11回】 IBM i のネットワークファイル共有機能 NetServer
https://ah109sxyjk.smartrelease.jp/column/serials/dekiruibmi_no11
今回はIBM i のファイル共有機能についてご紹介します。IBM i はいろいろなファイル共有機能を提供しています。プロトコルとしてはSMB(CIFS), NFSといった業界スタンダードをサポートしておりWindowsではSMB、LinuxでSambaを使用してファイル共有するケースが多いように思われます。
それ以外にもIBM i OS間でIFSを共有する機能(QFilesvr.400)、IBM i がSMBクライアントとして動作するNetClient、UNIXを中心に広く利用されているNFSもサポートしています。
今回はIBM i のSMBサーバー機能であるNetServerをご紹介いたします。

【第12回】 IBM i – IBM i 間のネットワークファイル共有機能 QFileSvr.400
https://ah109sxyjk.smartrelease.jp/column/serials/dekiruibmi_no12
前回に続いてIBM i のファイル共有機能についてご紹介します。今回はIBM i – IBM i 間のファイル共有機能である、QFileSvr.400についてご紹介します。

【第13回】 IBM i 7.4操作・運用あれこれ
https://ah109sxyjk.smartrelease.jp/column/serials/dekiruibmi_no13
今回はいろいろなIBM i 7.4の拡張機能Tipsをご紹介いたします。普段使う事の出来るかんたんで便利な機能や、知っているとトクする機能拡張などを中心にご紹介いたします。一部の機能は後追いでIBMi7.3でもTR(テクノロジー・リフレッシュ)で提供されています。

【第14回】 IBM i 7.4最近の開発環境動向
https://ah109sxyjk.smartrelease.jp/column/serials/dekiruibmi_no14
今回はいろいろな最近のIBM i 開発環境トピックについてご紹介いたします。近年のIBM i 開発環境拡張の方向性からエディター、RDiの2つの開発パターンまでをご紹介いたします

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