皆様もご存じのようにIBM iは、1988年にAS/400として発表されました。既に32年の時が経とうとしています。発表当初はオフコン(オフィス・コンピューター)が企業コンピューターの中心で、コンピューターが大企業向けの汎用機(メイン・フレーム)だけではなくなりつつある時代でした。しかしWindowsコンピューターが普及する前だったその時代でも、Unixユーザーは居ましたし、個人ユースでもMacintosh、PC98シリーズを使う人もかなり多く居ました。SNSが無かったその時代でも、パソコン通信、BBSで、情報通だった人はかなり居たと記憶しています。
逆に言えばBBSがSNSになり、パソコンがスマホやタブレットになり、形や名称が変わっても、昔から人がやっていることは、それほど変わっていないように思います。しかし形が変わると仕事のやり方や生活スタイルそのものが変わっていきます。パソコン通信は自宅ではなく、SNSで電車の中やカフェでもどこでもできるようになりました。仕事は会社でなく家でもできるようになりました。そうした「やることは変わらない」という基本を守りつつ、スタイルの変化にも対応してきたのが、IBM iです。
これから先の未来も、スタイルがどんどん変わっていくものの、きっとやることは変わりません。そうであるならば、コンピューターが世の中に登場してから今日に至るまで、どのような経緯を辿ってきたのか、これからのIT技術者はどうあるべきか、その指針をしっかり見定める必要があるのではないでしょうか。
「IBM i 技術者が知るべきIT基礎知識」は、IBM iエバンジェリストの安井賢克さんが、コンピューターの変遷、これからのIT技術者の取り組み方を、じっくりと解説するコースです。このコースに取り組まれる安井さんからのメッセージです。
- ビジネス用コンピュータとして満たされるべき要件を理解します
- コンピュータ技術のトレンドに流されない基礎的な視野を養います
- 必ずしも IBM i やその最新情報を追うことは目的ではありません
これからITに取り組む新入社員の方、また、今更聞けない、あらためてコンピューターの歴史を学びたい!IT知識の幅をもっとひろげて営業活動に活かしたい!そういう多くの皆様に受講していただきたいコースです!
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